インターネットのリアルタイム中継でロワイヤル氏とサルコジ氏の討論を
全部拝見いたしました。
真っ二つに見事に分かれる政策の数々。
個人的な感想としてはサルコジ氏の方が現実的なのかな、と思います。
私はフランスの外に出ている人間なので悠長なことを書けますが、
外国人労働者にとってサルコジ氏は確かに脅威の存在なのです。
実際この先またフランスに行くことになるとしたら・・考えますね。
彼にとって外国人とは(もちろん日本人も含めて)フランス人の雇用を妨げる、
厄介者なのでしょうか。
フランスの問題は山積みです。失業者問題、年金、健康保険、教育、移民問題、
失業保険、生活保護、もう、何とかしないと大変なことになります。
出生率が高い、イコール良い国ではないのですよ。
福利厚生が厚いと言うのは誰かが支払っているのですから。
日本のメディアの紹介の仕方は何とかならんのですかね。
両氏の討論が少しアツクなったところだけ対訳を付け放送する。
どんな政策かには一切触れず、面白い所だけ流す。
それにあの位の小競り合いはフランス人にはなんでもないことです。
昨日の討論では彼らも言葉を選んで慎重に話していましたよ。
テレビではサルコジ氏もロワイヤル氏も日本が好きではない、とコメントしています。
この話題はまた後で書いてみたいと思います。